断捨離と片付け本、本を読んでも片付かない理由は?実践記番外編2
こんにちは!
『片付け ねこの手』の運営責任者・蜜柑の「かたづけ ねこの手」のアシスタントライター・katazukecatです。
今日は、自称・片付けられない主婦のEさん宅へ伺ってきました。
月に1〜2度不定期に伺いながら、片付けのお手伝いをしていますが、なにせお家が広いので一気に片付けるのではなく、Eさんのスケジュールを合わせながら少しずつ進めています。
今日は、Eさん宅の飼い猫ちゃんのお留守番用ケージが置いてあるスペースの片付け。
そして大きめのケージと入れ替え作業をお手伝いしてきました。
↓↓猫ちゃんのお留守番用ケージ
Eさんは月に数日留守をされるので、その時は敷地内の離れにケージを置いて猫ちゃんはお留守番。
お知り合いの方が猫ちゃんの面倒を見てくださるのだそうです。
3匹の猫ちゃんも、大きいケージをL字型に配置したので広々と、でも仲良く一緒にお留守番できそうですね。
断捨離と片付け本がいっぱい!「あるある?」なこと
処分したい本もあるとのことで、「必要」「不必要」の分別も少しお手伝い。
途中でEさんが「あらら!こんなにいっぱいあった!」と大笑いされるので、何だろうと思ったら出てくる、出てくる・・・。
それは「断捨離」や「片付け本」でした。
有名な「やましたひでこ」さんの『断捨離』。
そして「近藤麻理恵」さんの『人生がときめく片づけの魔法』もありました!
他にも出てくる、出てくる・・・
雑誌もこんなにありました!
↓↓こんなにいっぱい「片付けがテーマ」の雑誌が!!
「本や雑誌いっぱい買ったのに、全然片付かなかったのね、私・・・」
そうおっしゃっていました。
本を読んだときは「こんな風に片付けよう!」と思われたそうです。
「これさえやれば、すっきりとした、生活しやすい空間にたどり着ける」
そう思っては何度も片付けにトライされたのですね。
「こんなに片付けの本を買って読んでも、片付けられないのは私だけですよね」
Eさんはおっしゃっていましたが、実は蜜柑が片付けに伺ったお宅には意外に
ある、あるな片付け本!
なのです。
片付け本を読んでも片付けられないのは?
『断捨離』や『片付け本』。
『お掃除の仕方』。
たくさんの本が出版されています。
「かたづけ ねこの手」の責任者・蜜柑も若い頃から近藤典子さんのファンで、
近藤さんの本は何冊も持っています。
そのお陰もあり、家に来る友達から「片付いているね」と言われていました。
でも、本当の意味では、片付いていなかった…のです。
↓↓こちらの『整理収納アドバイザー・尾崎蜜柑のプロフィール』へ
なぜできていなかったのかを掲載しております。
たくさん本を読んでも、片付けられないのは何故か?
Eさんも「片付けたい」という気持ちはずっとお持ちでしたが、片付けられない状態が続いていました。
それは・・・
本は本だから!
本からは知識は得ることはできます。
でも、実際にお家やお部屋を片付けるために必要なことは?といえば、
行動 なのです。
英語を話せるようになりたい!
そう思って英会話の教材を何種類も買ったけれど、成果が出ないのは何故か?といえば、
教材は買っただけで放置されている。
それに似ていますね。
また片付けは、自分にとって「必要なモノ」と「必要でないもの」を考えたり、自分とモノとの関係性を見直すことも必要です。
「そう、それはよくわかっているのですが、必要と不必要を考えたりするうちに頭が疲れてきて、何度も挫折したんですよ」
とおっしゃっていました。
『断捨離』や『片付け本』をたくさん持っていて、でも片付けられなかった・・・。
そんなEさんは決して特別な訳ではありません。
モノと向かい合うのは、実はそのモノの持ち主が、自分とモノの関係性を見つめる作業。
それって実にエネルギーが要るし、面倒な作業と言えますから。
その作業に疲れて、行動 がストップしがちになってしまうのです。
断捨離と片付け本、その方法があなたにあっている?
Eさんは『断捨離』を読んだ時に
「なるほど、確かに家に入るものを断ち、不要なモノを捨てる」
これを行えば確実に家に溢れるモノは減る!と思われたそうです。
また、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法」では、
今、そのモノにときめくかどうか? モノの要、不要を判断するのは、わかりやすくて良い!
そんな風に思われました。
どちらもトライされたそうですが、挫折されたとか。
「何故、挫折されたのでしょうね?」とお聞きしたところ
「片付け本は、私にはあっていなかったのでしょう」
「だって私は洋服が大好きで、何でも着ていれば良いと思ってなくて・・・」
そんなお答えが返ってきました。
Eさんは洋服を購入する時は、生地や仕立て方、あらゆる点が自分の好みかどうか入念に考えて購入。
全く同じデザインでもコットンと麻の着心地の違いを楽しむのが好き、だとか。
ご自身でも「マニアックかも?」とおっしゃいますが、そうなのかもしれません。
そして、ぞっこん気に入ったお洋服は、ほころびや生地が痛んだところは、お修理に出しても着る。
生地もデザインも着心地も気に入って、でも色が褪せた洋服は、ご自分で染め替えもされているそうです。
逆に気に入って購入したつもりが、何度か着ると着心地が良くないことにイライラ。
そんなお洋服もお部屋の隅でたくさん眠らせてしまったそうです。
・・・ということで、眠っていた不要なお洋服は、現在、順次リサイクルに出していらっしゃいます。
『断捨離』『かた付け本』によく書かれている文言に・・・
1年着なかったお洋服は捨てましょう的なことが書かれています。
でも、どうやらこれはすべての人には当てはまらないのかもしれません。
Eさんのように、何よりもお洋服が好き!
洋服としてだけでなく、布そのものに愛着があり、単純に着ないという理由で捨てられない!
そういうタイプの方は、マニュアル的に書かれた通りを実践しようとすると、お家やお部屋を片付けるための大切な 行動 が止まってしまうようです。
「片付け本」にない、あなただけの片付け方法を見つける!
Eさん宅には昨年の12月から何度か伺っています。
最初はこんな場面からのスタート。
試行錯誤して、片付けを実践されたものの疲労困憊した結果でした。
不要になった本箱から「DIYお手伝い型サービス」をご利用いただき、大好きなお洋服は厳選しながら収納スペースを増やす作業をお手伝い中です。
(2018.03.27/2018.04.09のブログ)
↓↓まだ未完成、本箱に衣類を畳んで収納する予定です。
『断捨離』や『片付け本』を読んで、それにトライしてうまく片付けができれば何より!
でも「どこか自分とはそぐわない」とミスマッチを感じた方は、
「かたづけ ねこの手」では、あなたのライフスタイルにあった、
片付け方や収納方法をご提案させていただきます。
まずは「片付け」という 行動 をおこしましょう。
本は収納術やコツを学ぶツールであり情報ということを忘れないでくださいね。
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