リノベーション・本箱の再利用で整理収納スペース確保・片付けサポート実践記No.4

「かたづけ ねこの手」の整理収納アドバイザー・尾崎蜜柑の猫の手アシスタント(katazukecat)です。
先日、「かたづけ ねこの手」の責任者・蜜柑、DIYスタッフ・ふさと共に、現在、一部屋丸ごと片付けの依頼をいただいている、自称・片付けられない主婦のEさん宅へ伺ってきました。
その時に、Eさんのお部屋にある不要になった古い本箱をリノベーションして、新たに家具を買い足すのではなく、今お家にあるものを生かして洋服の整理収納をするご提案をしました。
これは「かたづけ ねこの手」が行なっているDIYサポートサービスです。

↓↓前回のレポート「片付く部屋の動線を考えた家具配置のコツと例・片付けサポート実践記No.3」(2018.03.27のブログ)

目次

「かたづけ ねこの手」DIYお手伝い型サービスで本箱リノベ

自称・片付けられない主婦のEさん宅のお部屋の古い本箱。

この本箱にぎっしり詰まっていた本は、必要な本を少し残してすでに不要なモノは、ネットの買取サービスを利用して、Eさんご自身が処分されています。

ここからが「かたづけ ねこの手」DIYサービスの出番です。
幅約75cm、高さが180cmの本箱はお部屋に合計5本。
地震対策のために太いボルトで壁に固定されていました。
そのボルトを外さないとリノベ作業を始められません。

DIYスタッフ・ふさがどっこいしょと脚立に乗って、固定したボルトを外し始めました。

今までにも様々な現場でリノベーションを始め、大工仕事に関わってきたふさ。
工具類はプロ仕様の物をバッチリ揃えています。
もちろん便利なグッズの場合は100均の物を使うこともありますけれどね。

↓↓これもふさの七つ道具の一つで、抜群の威力を持つ電動ドリル!

このドリルを使って、壁の裏にあったコンクリートまで貫通していた太い固定ボルトも一瞬のうちに外してしまいました。

そして5本あった本箱を全て壁から切り離し、すでに決まっている置き場所へ移動したり、本箱をカットして全く別の用途にするものは、部屋の外に運びます。

他にベッドやライティングビューローなどの家具のある中で移動させるのは、少し大変です。
お庭などがある場合は一旦全て運び出して作業することもありますが、今日は少し苦戦しました。

今回はEさんの部屋の横にある、いつもは猫が生活しているスペースに運び出し・・・

↑↑上の写真のように、電動ノコギリでカット作業。
電動ノコギリは、ちょっと気を許すと大怪我を招きかねないので、アマチュアのDIYにはおすすめできません。
でもこれがあるおかげで大きな本箱もスパッと切断することができました。

「DIYお手伝い型サービス」で本箱をクローゼットや間仕切りとして使う

クローゼットとして洋服収納に使うために本箱の配列を変えました。
まずはこんな風に並列において見ました。
↓↓これが計画通りの配置。

右側に右側の配置図のように本箱を並列に並べました。
この本箱と本箱の間をスチールパイプで連結すると、スチールパイプに洋服がたくさんかけられる・・・という発想でした。

でも・・・
もしこれを↓↓のようにL時型に置いてみたら?とやってみると、以外に良い感じになりました。
平面の配置図ではごくわずかな違いです。
でも実際にL字配列にして観ると、空間の広がり方は全く違って見えるので家具の配置は平面だけではわかりづらいものですね。

また左横にドアがあるので、手前の本箱がちょっとした目隠し的役割を果たしてくれるのです。

並列配置が良いか、L時型配置が良いかお客様整理収納アドバイザー・蜜柑DIYスタッフ・ふさで相談した結果、L時配置に決定
こんな風に現場にお客様に立ち会っていただき、図面上では確認しに行く立体的なイメージをご相談できるのも、一般の大工職人さんと違う「かたづけ ねこの手」のメリットの一つです。
並べた2つの本箱を基本にして、ちょっとしたクローゼット的空間を作っていくという最初の案は変わりません。
でも部屋へ入ってから、洋服収納により手間取らない動線と共に、空間までも一緒に考えていけるのは、女性スタッフだからできることでしょう。

そしてもう一つ「片付け  ねこの手」からご提案させていただきました。
お部屋を入ってすぐにちょこっと掛け、あるいは出かける直前の容易にちょこっとモノを置いておく場所を作ってはいかがでしょう?と。
それを形にしたのが、↓↓の写真です。

冬場ならコートを着たり、マフラーを手にするのは出かける直前です。
逆に帰宅時にすぐ脱ぐのもコート!
ドアを開けてすぐ横にこんなスペースがあれば、とりあえずまずコートをかけることができますね。
また、クローゼットなどに速攻しまうよりは、一旦風を通すために脱いだ洋服をかけておくこともできます。

急にご提案したので材料はありませんでした。
一番近くにあるホームセンターに、蜜柑とDIYスタッフ・ふさで材料調達に行きました。
●本箱の裏側に貼ったらワン材
●ステンレス巻きパイプパイプブランケット
●その為、必要なネジ類
購入したのは以上です。
そしてテスト的にパイプをつけてみて、その日の作業は終了。
後日、このちょこっとパイプ収納はどうでした?
Eさんにお聞きしたところ「出かける前日にこのパイプに、翌日の洋服からスカーフ、ベルト、アクセサリーまで用意しておけるので超便利!」とのこと。
ご満足いただき「かたづけ ねこの手」も嬉しい限りです。

「DIYお手伝い型サービス」で本箱のリノベーションまとめ

Eさんのお部屋には、全く同じサイズの無垢の木でできた本箱5本。
本来廃棄する予定だったこの本箱を再利用して、今Eさんのお部屋はどんどん変化しています。
5本のうちの2本はこの記事でご紹介したように、ほとんどそのままの状態で洋服類を収納するスペース作りに活躍。
2本は他の用途のために電動ノコギリで切断。
残り1本と前述の切断した本箱は・・・
何に生まれ変わるのか?
実は、Eさん宅の猫ちゃん達が遊べるキャットタワーに変身する予定です。
その様子や本箱から作ったクローゼット空間がどうなっていくかは、また改めてレポートしてまいります。

↓↓もちろんDIY作業の最後には飛び散った木のクズなども綺麗にお掃除させていただきます。

 作業中に急に必要になった材料の買い出しは、基本的に一日の作業時(基本6時間)に含みます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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