捨てられるタイプと捨てられないタイプ別、整理収納アドバイザーができること

皆さまお元気ですか

今日は片付けが苦手、片付けられない
という人には大まかには二つのタイプがあると整理収納アドバイザーである私は、考えています

ご自身がどちらのタイプであるか分かると、片付け方や片付け時間などの目安になるかと思いますので、ご参考にしていただけると嬉しいです

目次

捨てられるタイプと捨てられないタイプ〜片付けられない人の2つのパターンとは?〜整理収納アドバイザー

「かたづけ ねこの手」へ依頼をいただき、のべ1,500件以上(2021年現在)のお家の片付けをさせて頂いた中で、片付けられない人は二つのパターンがあると気づきました。
・モノを捨てる、手放すことは上手。でも時間がない。
・モノ手放すのがとても苦手で捨てることが出来ず、モノが増え続けている。

「かたづけ ねこの手」へ依頼いただいた過去のケースから、どういったお手伝いができるのか?
をお話ししたいと思います。

捨てられるタイプと捨てられないタイプ〜片付けられないけれど捨て上手〜整理収納アドバイザー

このタイプの人は、例えば仕事が忙しくて家へ帰ってきたら疲れていて寝るだけ。
そんな生活パターンになっている方が多くいらっしゃいます。

帰宅して着替えると、今まで着ていた服をつい手近な場所にポンと脱ぎ捨ててしまう。

また、ごみ収集の日に忙しくてゴミを出せなかった。
そんな事が積み重なって、いつの間にか部屋にモノが溢れてしまった・・・というケース。

「片付けたいけれど、どこからどう手をつけていいのかわからない」と「かたづけ ねこの手」へ依頼をいただきます。

お客様がモノと向き合われたとき、ご自身にとって今「必要なモノ」「不必要なモノ」の判断が早いため、とてもスムーズに片付いていきます。

↓↓部屋に洋服が溢れているケース

例えば、上の写真の自称・片付けられない主婦Eさんのお宅の場合は、足腰を患ったEさんは帰宅するともう動けない・・・とついベッドの上へ洋服を脱いで置きっ放しになっていました。

洋服がお好きという事でたくさんお持ちですが、今自分に「必要なモノ」と「不必要なモノ」の判断はとても早かったです。

まずダンボールを2つ用意して、一つには「必要」、もう一つには「不必要」と書き、いる or いらないの選別を行いましたが、この作業は判断が早いと時間も掛からずに終わります。

こちらの写真は、衣類の必要・不必要の作業後改めて伺って、「かたづけ ねこの手」のメニューの中から、「DIYお手伝い型サービス」(現在、受付を終了しております)をご利用いただいて、収納スペースまで作った結果ですが、いまではスッキリと片付いています。

↓実践記録でご紹介しております。宜しければ、こちらもご覧くださいませ。(2018.02.08のブログ)

クローゼット一つぐらいで、クローゼット前に洋服の山ができている・・・

そういう状況ならば、モノを手放すのが上手なタイプの人は作業時間も短くすみます。

上の写真は、最大限に洋服の量を減らした例。
クローゼットとモノの量にもよりますが・・・

モノの要不要の判断が早いお客様の場合、1時間半から2時間で作業を終了する場合もあります。

 捨てられるタイプと捨てられないタイプ〜片付けられない、そして捨てるのは苦手〜整理収納アドバイザー

反対にモノを手放すことが苦手で、モノを溜め込んでしまってお家やお部屋にいっぱいモノが溢れてしまうタイプの方。

モノには他人にはわからない思い出があったり、他人からは不必要と思われる場合もお客様にとってはとても大切なモノであることもあります。

でも、モノが溢れかえってしまい、そのモノのために部屋でつまずいて怪我をされたり、最悪、害虫がわくなどの健康被害がおきてしまうのはよいこととは言えません。

「この部屋、この家をなんとか片付けたい」
そう思って「かたづけ ねこの手」に依頼いただいたお客様の中には、精一杯お客様の声に耳を傾けながら、整理収納アドバイザーである私は、片づけのお手伝いをさせていただいてます。

モノを手放すことが苦手なタイプのお客様は、一つのモノを「必要」「不必要」を考えるのに時間がかかってしまいがち。
すると作業のトータル時間も長くなってはしまいますが、じっくりとお客様と一緒にその「必要」「不必要」を考えるサポートをするのも、「かたづけ ねこの手」の仕事です。

一般的に処分しづらいものは、思い出や気持ちのこもったモノ、高価なモノ、個人情報が含まれるモノが多いです。
具体的には
●人形・ぬいぐるみ
●人からもらった物
●骨董品・古美術品
●着物・毛皮
●貴金属
●ブランド品
●楽器
●携帯・パソコン
●趣味の物
●写真・思い出など
モノを捨てられないのは、特別なことではなく、人間のごく普通の心理現象と言われています。
「損失回避性」と「保有効果」
これが働くからなのです。

損失回避性というのは、モノの必要・不必要を考えるときに後になって「捨てなければよかった」と後悔することを避けようという心理。

保有効果は、客観的に第三者がみると、持っているモノを手放した方がメリットがあるにも関わらず、持っているモノを高く評価して手放したくないと考える心理です。

さらに細かくモノを捨てられない心理を分けていくと・・・

いつか使うかも、もったいない   →   固定観念、罪悪感
貰い物              →   相手への気持ち
おしゃれに見られたい、保持したい →    見栄、所有欲

以上のような罪の意識、欲が働いているとも言われています。

人の生き方は十人十色。
でも、部屋にモノが溢れて、それにつまずいて怪我をすることは悲しいと、整理収納アドバイザーである私は、考えています。

だから、まず日々の暮らしをストレスなく過ごせるように「この部屋をなんとかしたい」「この家を片付けたい」そう思い、「かたづけ ねこの手」に依頼いただいたお客様には、一人一人きちんと向き合って、快適な日常のある部屋を得るお手伝いができるように努めています。

捨てられるタイプと捨てられないタイプ〜2つのタイプのまとめ〜整理収納アドバイザー

この記事では「片付けられない」タイプにも大まかに二種類あること。
●必要なモノと不必要なモノの判断が早いタイプ
●必要なモノと不必要なモノの判断ができないタイプ
をまとめました。

この記事では洋服の片付けを例にしていますが、これは本、紙類、食器・・・

捨てるモノが何であっても同じです。

お客様がモノの必要・不必要の判断が早いと作業時間も比較的短く、片付くまで数時間でできてしまいます。

しかし、必要・不必要の判断に時間がかかって考え込んでしまわれるタイプは、どうしても時間がかかりがち。

「かたづけ ねこの手」ではお客様に十分考えていただきながら、より良い生活空間を手に入れて頂けるようサポートしております。

↓↓タイプ別片付け時間については、こちらのブログをご参考ください(2019.07.18のブログ)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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