子どもの片付けは「できる仕組み」から|自分で片付けられる環境づくり
皆さま、こんにちは。
京都市・JR山科駅を拠点に関西エリアで片付けサポートを行っている整理収納アドバイザー『かたづけねこの手』です。
朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりました。
過ごしやすくなってくると、家の中を整えたり、身の回りを見直したりするのにもよい時期ですね。
今回は、子どもが自分で片付けやすくなる「仕組み」についてご紹介いたします。
先日、お伺いしたお宅には、片付けの本を読んでいる小学生のお子さまがおられました。
お子さまは、
「自分にとって必要なものは何か」
「どのくらいあればちょうどいいのか」
を考えながら、学習机の上やその周辺をきれいに整えておられました。
自分に必要なものを自分で考え、使いやすく整える。
そんな姿を拝見し、片付けを知ること、学ぶことの大切さを改めて感じました。
片付けは「やり方」が分かると、できることが増えていく
子どもにとって、片付けは最初から自然にできるものではありません。
「片付けなさい」と言われても、
「どこに戻せばいいの?」
「どこに置いたら使いやすいの?」
「そもそも、どう片付ければいいの?」
と、分からないこともあります。
だからこそ、まずは「どうすれば片付けやすいのか」を一緒に考えてみることも大切なのかもしれません。
「どこに戻せばいい?」が分かること
片付けの最初の一歩として、
「使ったものを、決めた場所に戻す」
というところから始めてみるのもひとつです。
おもちゃなら、おもちゃ箱へ。
絵本なら、本棚へ。
「ここに戻せばいいんだ」と分かれば、子ども自身でできることも少しずつ増えていきます。
そのためには、まず「戻す場所」を分かりやすくしておくことも大切です。
すべてをきれいに分類する必要はありません。
子どもが迷わず戻せること。
自分で取り出せること。
そして、無理なく元に戻せること。
そんな「できる仕組み」をつくることが、片付けの助けになることがあります。
子どもの目線で収納を見てみる
収納場所は、大人にとって使いやすい場所ではなく、子どもにとって使いやすい場所になっているでしょうか。
高すぎないかな?
重すぎないかな?
取り出しにくくないかな?
戻す場所が分かりにくくないかな?
一度、子どもの目線になって見てみるのもおすすめです。
大人には簡単にできることでも、子どもにとっては少し難しいことがあります。
「片付けができない」のではなく、
収納方法が難しいのかもしれません。
あるいは、モノがたくさんあって、
「どこに戻せばいいの?」と迷っているのかもしれません。
そんなふうに、できない理由を考えてみると、子どもに合った片付け方が見つかることもあります。
そして、子どもは成長するにつれて、遊び方や興味のあるものも変わっていきます。
以前はよく遊んでいたおもちゃで遊ばなくなったり、今までとは違う遊びに夢中になったり。
「最近、何で遊んでいるかな?」
「今、何に興味を持っているかな?」
そんなふうに、子どもの遊びを見てみると、今の「好き」や成長による変化に気づくきっかけにもなります。
その時々の「好き」や「興味」に合わせて、
子どもが使いやすく、戻しやすい方法も少しずつ変わっていっていいのだと思います。
小さな「できた」を一緒に喜ぶ
最初から完璧にできなくても大丈夫。
ひとつ戻せた。
絵本を本棚に戻せた。
机の上を自分で整えられた。
そんな小さな「できた」を、一緒に喜ぶ。
その積み重ねが、少しずつ「自分でやってみよう」という気持ちにつながっていくのではないでしょうか。
また、家族が片付けている姿を見て、
「自分もやってみよう」と、お子さまが一緒に片付け始めることもあります。
「片付けると、気持ちいいね」
「使いやすくなったね」
そんな経験を重ねることも、片付ける力を育てていくのかもしれません。
子どもに合った「できる仕組み」を
お子さまの性格によって、使いやすい収納も、片付けやすい方法も違います。
だからこそ、
「こうしなければ」ではなく、
「この子にとって、どうしたらやりやすいかな?」
という視点から考えてみる。
それだけでも、片付けとの向き合い方が少し変わるかもしれません。
かたづけ ねこの手では、お子さまやご家族さまのペースを大切にしながら、無理なく暮らせる「モノの持ち方」や「戻しやすい仕組み」を一緒に考えています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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