多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ケンカ防止策第2弾〜大阪市
皆さま、お元気ですか
コロナウイルスの影響で、今後の事を色々考えておられる方も多いのではないでしょうか
整理収納アドバイザーである私も、そんな一人・・・この数ヶ月から年内までの状況を見て、今後どうしていくかを決めたいと思います
また、「かたづけねこの手」として、ご報告させていただきたいと存じます
さて、今日は、多頭飼育について、これまで猫仲間から聞いた話しや私の家で起こったケースなど実話を交えて猫の飼育方法について、お伝えしたいと思います
私が必ずしも正しい事を言っている訳ではありませんので、飼われている猫の性格と状況をトータル的に判断されて、飼育方法をご参考にして頂ければ幸いです
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ケンカ注意①〜大阪市
子猫を攻撃対象とする猫はあまりいないのですが、中には攻撃する猫もいるようです
(その反対に父性が強いオス猫もいます。そのような場合、メス猫以上に甲斐甲斐しく子猫を可愛がるケースもあります)
最初は、1匹の先住猫が子猫を嫌がり、攻撃しだします
時間の経過とともに、子猫への攻撃が日に日に強くなり・・・
攻撃に参加する大人猫が増える、というケースもまれですが耳にします
先住猫が子猫を攻撃している時、「先住猫は悪い事をしている」という事が分かるように注意します
注意の仕方は、あとで詳しくご紹介します
事態が悪化すると命の危険があるため、先住猫と子猫を隔離する必要になる事も・・・
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ケンカ注意②〜大阪市
先住猫は、後からきた保護猫と相性が合わないというケースもあります
先住猫は、後からきた保護猫を攻撃しだします
最初は、「唸り声」「追いかける」「軽い取っ組み合い」など・・・
しかし、猫同士に任せて放置しておくと、事態はエスカレートする事も・・・
後からきた保護猫が、数匹の仲間とつるみ、先住猫を攻撃する事もあります
先住猫の立場は逆転、攻撃していたはずが、攻撃される側へ一変します
最初の軽い取っ組み合いの内に「ケンカをしてはいけない」という事を教えることで、大きなケンカへ発展しないのではないか。と、私は考えます
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ケンカ注意③〜大阪市
これは、私の家で実際に起きている保護猫のケースになります
保護した猫の月齢と保護時期が同じくらいでしたので、保護当初、みんな子猫で穏やかな関係でした
しかし、保護猫が1歳を過ぎたあたりから・・・
「私(僕)の場所を取らないでにゃ」「私(僕)のご飯食べたにゃ」「私(僕)のおもちゃ取ったにゃ」
などが原因?なのか「いやだにゃ」「合わにゃい」が出てきました
私の家では、サビ柄ダリちゃんが、相性の悪い保護猫に対して唸り声をあげるようになっていました
唸り声を上げられた猫が、ダリちゃんを追いかけます
また、ダリちゃんが追いかけている日もあります
そんな光景を目撃すると、私は追いかけている方の猫を注意します
相性が特に合わない、ととくん&ダリちゃん
ととくんと顔を合わせると唸り声を上げるダリちゃん
ととくんへダリちゃんの側を離れるように促すと、今ではサッと離れるようになりました
そんな時、「よく出来た」と、ととくんをほめます
ととくんなりに「ダリちゃんの側へ近寄ったらあかん」と理解しているようです
ダリちゃんが心を許しているのは、先住猫のすだちくん、かぼすくん、ダリちゃんの兄弟くらいだと思います
↓↓ こんな風に一緒にいてくれるとホッとします(この冬、この場所へ来たのは数回でした)
黒猫ぱぴくん、ぽぽちゃんとも、あまり相性は良くありません
ダリちゃんが唸り声を上げ、ぽぽちゃんがダリちゃんを追いかけることがあります
そんな時、ぽぽちゃんを強く注意します
(私から注意を受けて怖かったぽぽちゃん、その後、追いかける様子は見ていません)
ダリちゃんが、みんにゃといてくれる姿を見ると安心します
ダリちゃんが保護猫と距離を取り出した当時、扉を開けたキャリーケースの中で引きこもっている事が多かったです
↓↓ キャリーケースへ引きこもっている当時のダリちゃん
保護猫の数が多く、スペースは限られており、ストレスになっていると思った私。。
壁に板を取り付け、猫が好む上下運動ができるよう、キャットウォークを友人の女性大工ふさと一緒にDIYしました
↓↓ キャットウォークをDIYした時の様子は、こちらをご覧ください(2018.11.22のブログ)
キャットウォークを取り付けた事で、ダリちゃんの行動範囲は少し広くなりました
けれども、猫が苦手なダリちゃん、2段ゲージの中で過ごす事が多いです
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜攻撃猫がお利口に〜大阪市
実例として、このようなケースがあります
猫仲間の家には、後から保護した猫へ攻撃する先住の猫がいました
その攻撃猫を私の家で預かりました
その際、2段ゲージへ入ってもらいます
『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第1弾~大阪市』で最初の顔合わせは、ゲージ越しで様子を見ることをお伝えしております
↓↓ 詳しくは、こちらをご覧ください(2020.04.09のブログ)
ゲージ越しから我が家の猫関係を預りの攻撃猫は見ていました
そして、我が家の猫が近づくと、攻撃猫は「シャー」とかなり怒っていました
しかし、私は「シャー言うたらあかんで」と注意をし続けました
数週間後には、「シャー」と言わなくなり、注意されている事をとてもよく理解していました
帰宅後の攻撃猫は「ケンカを吹っかけられても、スッとその場から、立ち去るようになりました」と猫仲間から言われました
この預りの攻撃猫は、良く理解していましたが、全ての猫が理解して攻撃しなくなるとは限りません
個体差もあります
こう言うケースもあると、捉えて頂ければ幸いです
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜猫のケンカ注意の仕方実例〜大阪市
注意する対象の猫
・追いかける猫
・攻撃する猫
いつも同じ猫が悪い訳ではありません
その時々で力関係が違います
わが家の黒猫ぱぴくん(男の子)、黒猫ぽぽちゃん(女の子)の兄弟が、よく内輪揉めします
当初、力の強いぱぴくんが、ぽぽちゃんへ噛み付いたり、上に乗ったりしていました
そんな様子を見ると、ぱぴくんへ注意します
すると、力関係が変わり、ぽぽちゃんが、ぱぴくんを追い込むようになりました
そんな様子を見ると、ぽぽちゃんを注意します
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜猫のケンカ注意の仕方オリジナル〜大阪市
猫は、犬より高音を聞き分けられると言われています
耳が良い猫を注意する事は、猫にとってストレスではないか、と私は考えます
私は低めの声で注意するようにしています
ただ、保護当時、保護猫が私の事を信頼しておらず、かなり野生的でした
例えば、釣り竿タイプの猫じゃらしで遊ぶと、獲物を自分が取ったとでも言うように私へ「シャー」「パッ」と破裂音を出して、威嚇しました
そんな中、彼等が怖いであろう、ライオンやトラの鳴き真似で注意してみようと・・・
私の苦肉の策でした(笑)
それでも、当初、何を注意されているのか理解できない様子でした
年数をかけて猫と私の距離は縮まりました
・何を怒られているか理解するようになった保護猫
・甘えてくるようになった保護猫
みんにゃ、本当にお利口だと、親ばかではありますが私は思います
この注意をする事は、デメリットもあります
それは、人なれ練習中の保護猫にとって、注意される事は恐怖なため猫と人の距離を縮めると言う点においては、時間がかかると言えるかもしれません
それでも、大きなケンカへ至っていないので、注意をして来て良かったと、私は思います
ご自身の判断の元、トライされては如何でしょうか
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜先住猫のストレス〜大阪市
私が多くの猫をTNRしていた、2016年、2017年
すだちくんは、猫の入っていない捕獲器を見るだけで、嘔吐する事がありました
そして、当時、身体をなめて、お腹辺りにハゲができました
↓↓ すだちくん、ハゲがあった当時の写真
拡大します
すだちくんにとって、猫が家に来ることは大きなストレス
すだちくん以外の猫にとっても、ストレスだったと思います
現在、今以上の数の保護猫をお世話するのは、経済的・スペース的・猫目線的に厳しいと私は実感しています
多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ケンカ防止策まとめ〜大阪市
猫同士のケンカへ飼い主が注意せず、猫任せにしておられる方もいらっしゃると思います
私も保護当初、どうしたらいいのか悩みました
多頭飼育をしている猫仲間からの情報と自分が目の当たりにする経験から、猫がケンカをした時「あかん」と注意する事で、エスカレートしないのではないか。と、感じるようになりました
猫は学習能力が高い生き物です
人間の行動をよくみています
猫同士のケンカを注意する事で「ケンカしなくなった」と言う声もあります
私の家でも、今のところ、大きなケンカへと至っていません
(小競り合いはありますので、見かけたら注意します)
猫のケンカは、深い傷を伴ったり、時には命を落としかねません
もし、ケンカが絶えないようでしたら、猫へ教育されては如何でしょうか
TNR活動〜不幸な猫を増やさにゃいために〜TNR・TNHとは
これまで「かたづけねこの手」責任者・蜜柑は、プライベートで地域猫活動を
微力ではありますが行っています
2016年より地域猫活動に携わり、これまで100匹以上の猫をTNRしてきました
※「TNR」については、こちらでご紹介しております
『地域ねこについて』
TNR・TNHについてマップを作りましたので、こちらも合わせてご覧いただければ幸いです
外にいる猫が過ごす現実の厳しさを少しでも多くの方へ知っていただき、里親様募集の猫が1にゃんでも多く、家族として迎えていただけるよう切に願います
外猫情報として
餌が足りているエリアの場合
・大人猫は、子猫が餌を食べ終わるまで待ってから食べだす
餌が足りていないエリアの場合
・強い大人猫が先に餌を食べ、子猫は残ったおこぼれをもらう
生まれたての小さな命は、カラス、イタチに狙われる事も多い
このような現実があります
「かたづけ ねこの手」責任者は、必要最低限の生活費、経費をのぞき、利益は保護ねこ活動へ役立てています
猫の手術専門病院、TNRをお手伝いしてもらえる情報も掲載しております
↓↓ よろしければ、こちらの記事もご覧ください(2019.07.02のブログ)
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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