多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策第1弾~大阪市

皆さま、お元気ですか
新型コロナウイルスの感染が拡大している事態を受けて緊急事態宣言が発令されました
不要不急の外出を引き続き控えたいと思います

片付け現場の仕事においては、お客様のご要望に応じて承っております
その際、窓やドアを開けるなど、換気へのご協力をお願い申し上げます

仕事先できれいに咲いていたのでパチリ

これまで「かたづけねこの手」責任者・蜜柑は、プライベートで地域猫活動を
微力ではありますが行っています

2016年より地域猫活動に携わり、これまで100匹以上の猫をTNRしてきました
※「TNR」については、こちらでご紹介しております
『地域ねこについて』

保護猫20匹近くのお世話した経験を踏まえ、多頭飼育についてお伝えしたいと思います

猫の多頭飼育で悩まれている方へ少しでもお役に立てれば幸いです

目次

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜猫はこんな生き物〜大阪市


猫はこんな生き物
・気まぐれ、気まま、自由
・遊び好き
・こだわりがある
・独立心がある
・縄張り意識がある
・学習能力がある
・身体能力が高い
・人の行動をよく見ている
・抱っこを嫌う猫が多い(中には好きな猫もいます)
・無理強いを嫌う
・環境が変わることが苦手
・大きな音が苦手
と言えます

一般的な性質であり、個体差があるため、必ずしも、こうだという訳ではありません

フードの好み、遊ぶおもちゃの好みも個体差があります
(人間と同じだと思ってもらえると分かりやすいかと思います)

わが家のたまこさんは、本当にまるで犬です
猫とは思えない性格をしています
そんな猫もいます

↓↓ たまこさん

猫は、犬のように多頭で群れる事を好む性格ではありません
(もちろん、仲良し猫もいますので、あとでご紹介します)

猫の頭数が多いという事は、猫目線で考えると「もう、いやにゃんです」と言っているかもしれません

TNR(TNH)を沢山していた年、蜜柑の家の先住猫すだちくんにストレス反応が出ました
『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第2弾~大阪市』にて詳しくお伝えしたいと思います

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜猫の相性〜大阪市

猫の性格からすると、1匹飼育が良さそうに思いますが、蜜柑が多頭飼育をする中、猫には個体差がかなりあり、猫好きの猫がいて、多頭飼育を好む猫もいることが分かりました

兄弟で仲良し、親子で仲良し、血がつながっていなくても仲良しの猫もいます

仲良し猫を見ていると、本当にほほえましい♡

特に子猫の場合、遊びたい盛りですので、エネルギッシュです
子猫を飼うなら、1匹より2匹で遊ぶ、2匹の方が飼いやすいのではないでしょうか

蜜柑が猫を保護した経緯と3匹の性格や相性も含めてご紹介したいと思います

保護した時期
2013年9月  すだちくん
2015年9月  すももちゃん
2015年10月   かぼすくん

初めて3匹が猫団子になった記念の写真 2016年2月

みんにゃ個性豊かなので、みんにゃ可愛い^ ^

猫の相性が良ければ、多頭飼育は癒しをたくさんもらえます♡
猫の相性は、もちろん大切です

ただ、猫への教育として、叱る事も猫同士の関係を良好に保てるのではないか

と蜜柑は思います

・猫のケンカがエスカレートする状況
・教育(叱り方)
について
『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第2弾~大阪市』にて詳しくご紹介します

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜1匹目すだちくん〜大阪市

わが家のボス、キジトラすだちくんは「真面目で犬のような性格」
蜜柑の言う事をよく聞きます

↓↓ 2013年に生後約6ヶ月のすだちくん(男の子)を保護

道ゆく人へ駆け寄り、ご飯をもらおうとしていました

数週間前から、突然、この場所へ現れたそうです
近所の方は「捨てられたんじゃない。連れて帰ってあげて」と言われました

保護当時のすだち

2匹目の茶白すももちゃんを保護する2015年までの間、わが家でのんびり1匹で暮らしていました

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜2匹目すももちゃん〜大阪市

2015年のある日、車に引かれそうになっていた生後約2ヶ月(体重800g)のすももちゃん(女の子)を保護

保護当時、すももちゃんは痩せ細っており、左耳には真菌(カビ)がありました

真菌が治るまで、すだちくんと部屋を分けて接触のないようにしていました

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜すだち&すもも〜大阪市

すももちゃんの真菌が治り、2匹を顔合わせしました

↓↓ 2匹を一緒にして間もない時の写真がこちら

遊びたい盛りのすももちゃん、2匹の遊びが激しくなると、引き離して注意をします

・すだちくんへ怒ることを我慢するよう注意
・すももちゃんへ噛まないよう注意

すももちゃんは、猫へも人へも噛み癖があります
気に入らないと、蜜柑の手を噛みます(今は少し緩和)

蜜柑が、手を動かした先にすももちゃんがいて、誤って軽くすももちゃんの体へふれると、ものすごい勢いで逃げます

すももちゃんは、保護当時から、人なれしていました

もしかすると、飼われていた時、虐待されていたのかもしれません

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜保護猫に対して威嚇するすももが・・・〜

話しが前後しますが、蜜柑がTNHしだした2016年
すももちゃんは保護猫が近づくと「シャー」と言ったり、耳に噛み付いたりしていました

けれども、ここ数年前から、「シャー」を言わなくなりました

「シャー」を目撃すると、蜜柑は、すももちゃんへ「それを言ったらあかん」と注意してきました

噛むことも注意しているため、当初より我慢できています

とても頭の良いすももちゃん、怒られている事をよく理解しています

怒られると、いつも、可愛い返事をします
(タイミングよく動画が撮れたら発信したいと思います)

『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第2弾~大阪市』にて
・猫のケンカがエスカレートする状況
・教育(叱り方)
について、詳しくご紹介します

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜3匹目かぼすくん〜大阪市

実は、2匹目すももちゃんを迎える直前、キジトラかぼすくんの保護を控えていました。

かぼすくんは、出会った当初、母猫を「ミャアミャア」言いながら探しているようでした

かなり飢餓状態だったと思います
手の届かない柵の向こうにいて、ドライフードを与えると「フガフガ」言いながら食べていました

ただ、人は怖いようで、逃げて行き・・・
その後、ずっと蜜柑は、かぼすくんを探し続け・・・

なんと!
約2ヶ月後、居場所を見つけました^ ^

やはり、逃げるので、捕まえる事はできません
当時、捕獲器など持っていませんでした(捕獲器という存在すら知りませんでした)

この場所で働くOLさんが、手厚くお世話されていることが分かりました
(けれども、「飼うことはできない」という事でした)

この頃、弱ってきていたのか、目がぱっちり開いていませんでした

かぼすくんを通じて、この場所で、猫仲間のRさんと知り合いました

そして、Rさんより「捕獲器を持っている人を知っている」と・・・
その捕獲器をお借りして、週末に捕獲する予定でした

ところが、そんな矢先、車にひかれそうな、すももちゃんを保護した蜜柑

かぼすくんの保護が約1ヶ月先延ばしとなりました

その間、かぼすくんの餌やりへ毎日通いました
すると、かぼすくんは蜜柑の事を覚えたよう・・?でした

すももちゃんを保護し、落ち着いた約1ヶ月後、
柵の上にいる、かぼすくんの首根っこを掴んで捕まえることができました
逃げはしませんでした(捕獲器は使っていません)

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜バルコニーで隔離〜大阪市

かぼすくんを保護してすぐ、Rさんご夫妻と一緒に動物病院へ連れていきました

その時、身体の異変に気付きました

かぼすくんの皮膚はボロボロ、手が腫れている・・・

手の腫れについては、動物病院の先生が、針で突いて膿を出してくれました
かぼすくん、痛い事をされて怒る事もなく、ゴロゴロ言っています

疥癬の治療は、1ヶ月に1回くらいのペースでレボリューションをつけ、数ヶ月間、経過観察しました

かぼすくんの居場所は、家の中ではなく、バルコニー
バルコニーへ大きめの一段ゲージを設置

季節が秋で良かったと思った蜜柑でした

音量に気をつけてご覧ください

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あんなに「シャー」と言っていた、かぼすくん
すんなり捕まえられ、すりすりゴロゴロでした

かぼすくんを触った後は、疥癬を先住猫へうつさないため、しっかり手を洗います

「なんだにゃ」という感じで、すだち&すももが、バルコニーを見ています

5歳になる、かぼすくん

疥癬はすぐに治り、現在もきれいなままです

「ぼく、命拾いしたにゃ」

外で猫を保護した際、先住猫がいるなら、隔離期間が必要になります

感染症、寄生虫、真菌、疥癬など病気がうつらないようにします
先住猫に命の危険が伴う病気もあります

また、外で猫を保護したら、ウイルス検査も行います
・猫エイズウイルス感染症(FIV)
・猫白血病ウイルス感染症(FeLV)

風邪、鼻水などの症状もなく、痩せていたり、弱っていなければ、ワクチン摂取します
(ワクチン摂取は急ぎませんので、健康状態を確認してから行います)

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜猫同士の顔合わせ〜大阪市

先住猫がいて保護猫を受け入れる場合、2段ゲージか3段ゲージなど準備される事を蜜柑はおすすめします

前述「猫はこんな生き物」の中でお伝えしましたが、猫は縄張りを大切にします

いきなり自分の縄張りに知らない猫が来たら、攻撃対象になりかねません

ゲージで保護猫を飼育し、段階を踏むことで、お互い認識していきます

子猫同士でも、最初はゲージ越しで「フーシャー」言っています

すももと、かぼすがそうでした

数週間経つと、威嚇もなく、お互いの存在を認めたようでした

・すだちくんは、嫌な事をされると怒るけれど、優しいお兄ちゃん
・すももちゃんは、頭が良くて気が強く噛み癖がある
・かぼすくんは、のんびりマイペース

取っ組み合いをして、どちらかが怒っていたりすると、蜜柑は、すぐ仲裁に入ります
すだち&すももは仲良しだけれど、ケンカもします
大きなケンカにならないよう、小さなケンカで注意してきました

すだち&かぼすは、仲良しでもないけれど、仲が悪いわけでもありません
すだち&かぼすもケンカします

じゃれあっているように見えても、蜜柑は仲裁に入ります

『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第2弾~大阪市』にて
・猫のケンカがエスカレートする状況
・教育(叱り方)
について、詳しくご紹介します

遊ぶのが大好きな子猫時代 すもも&かぼす

多頭飼育猫〜猫の飼育方法〜ゲージを布で覆う〜大阪市

猫にとって、環境が変わる事はストレスとなります

新しいお家が「安全で安心かにゃ?」と、とても不安な気持ちでいっぱい

保護猫が「ここは安心だにゃ」と環境になれてくれるまで、ゲージを布で覆います

↓↓ このような感じで覆っていると、安心します(個体差はあるかもしれません)

目安として数日から1週間前後くらいで、少しずつなれてくるように思います
その後、更に日数をかけて布を折りたたんで部屋の中が見えるようにして行きます

下段は、外から段ボールなどで覆います

保護猫が落ち着き、先住猫も保護猫の存在を認めたようなら、覆っていた布や段ボールを取り外します

子猫、大人猫など、猫の性格などで、環境になれる速さは違います

『多頭飼育猫~猫の飼育方法~ケンカ防止策 第2弾~大阪市』にて
・猫のケンカがエスカレートする状況
・教育(叱り方)
について、詳しくご紹介します

TNR活動〜不幸な猫を増やさにゃいために〜TNR・TNHとは

TNR・TNHについてマップを作りましたので、ご覧いただければ幸いです

外にいる猫が過ごす現実の厳しさを少しでも多くの方へ知ってもらい、里親募集中の猫が家族として迎えてもらえるよう蜜柑は、できる範囲ではありますが活動しております

「かたづけ ねこの手」責任者・蜜柑は、必要最低限の生活費、経費をのぞき、利益は保護ねこ活動へ役立てています

↓↓ 里親募集中の保護猫はこちらをご覧ください(2020.03.22のブログ)

皆さまのおうちのペットが快適で健やかに過ごせるよう心より願っております

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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