片付けは家族みんなの思いやり|子どもが自分から片付けたくなる工夫
皆さま、こんにちは。
京都市・JR山科駅を拠点に関西エリアで片付けサポートを行っている整理収納アドバイザー『かたづけねこの手』です。
インフルエンザが猛威をふるっていますね。寒さや乾燥、寒暖差が続くこの時期は体調を崩しやすいので、どうか無理をせず、あたたかくしてゆっくりお過ごしくださいね。
さて、そんな日々の中でも、小さなお子さまの成長には驚かされることがたくさんあります。
片付けも同じで、無理なく続けられる環境があれば、自然と身についていくものです。
お子さま一人ひとりに合った、わかりやすくやさしいしくみづくりの大切さを、私たちも日々実感しています。
少しでもご参考になれば幸いです。
片付けは、家族みんなで育てる力
片付けは、誰か一人や大人だけが頑張るものではありません。
「使ったら戻す」「自分のモノに責任を持つ」
そんな日々の小さな行動の積み重ねが、家族の暮らしを少しずつ整えてくれます。
一緒に片付ける時間は、部屋をきれいにするためだけのものではありません。
同じ空間で手を動かしながら、会話をしながら相手を思いやる気持ちや、暮らしを大切にする想いが、自然と深まっていくのではないでしょうか。
片付けは、家族みんなで取り組む共同作業なのだと思います。
実は私自身、思春期の頃は学校のかばんや自分のモノをリビングに広げたままにしてしまい、親によく叱られていました。それでも振り返ると、小さな子どもの頃の方が、今よりも素直に「元に戻す」ことができていたように感じます。
こうした経験は、「自分が自分で片付けられるモノの量」とも関係しているのかもしれません。
お子さまにも、片付けの得意・不得意があります
うまくできないときも、それはやる気がないわけではなく、
「どうやればいいのか分からない」だけの場合も多いものです。
片付けが苦手なお子さまには、ゲーム感覚で取り組める工夫を取り入れてみるのもおすすめです。
「どっちが早く戻せるかな?」「タイマーが鳴るまでにできるかな?」など、遊びの延長にすることで、かなりハードルが下がります。
また、すごろくのようにゴールまで進んでいく「お手伝い・片付け表」をつくり、「できたら」シールを貼っていくのも一つの方法です。
片付けが比較的得意なお子さまは、モノに“指定席”があることで、片付けに取り組めるようになります。
「ここに戻せばいい」が分かると、迷う時間が減り、4歳くらいのお子さまでも、自分から片付けに向かう姿が見られます。
お子さまの片付けを助ける、やさしい工夫
お子さまにとって、「分ける」ことは思っている以上に難しいもの。
そんなときは、1アイテム1収納を意識してみましょう。
例)1ケース
・車
・電車
・プラレール
・ぬいぐるみ
・レゴ
兄弟がおられる場合、お兄ちゃん、お姉ちゃんがお手伝いしやすくなります。
戻す場所に絵やイラストを添えると、文字が読めなくても分かりやすくなります。
置き場所がひと目で分かることで、「できた!」という経験が少しずつ増えていきます。
片付けで大切なのは、きれいさよりも取り組む過程。
時間がかかっても、少し散らかって見えても大丈夫です。

家族みんなが心地よく暮らすために
片付けは、ときに自分のモノ以外が気になってしまうこともあります。
けれど、片付けは「勝手に捨てること」ではありません。
それぞれの大切にしているモノや気持ちを尊重することも、片付けの一部です。
家族みんなが心地よく暮らすために、
少しずつ話し合いながら、無理のない形を見つけていく。
片付けは、そんな思いやりを育ててくれる時間なのではないでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



