捨てる勇気【断捨離】~捨てられないを脱出~

皆さま、お元気ですか?

先日、祖母の通院付き添いをしてきました。祖母は、ベリーショートにしていて、とても可愛かったです。本人はあまり気に入っていない様子でしたが^^;

病院で待っていると「トイレ行きたい」という祖母。以前なら、車椅子からの移動も足が動いていました。けれど、今回、足が動きません。

トイレへ20分くらい?もっとかな?こもって介助しました。車椅子から立ち上がるのもままならず、足がなかなか動きません。便座へなんとか座ってズボンとオムツを下ろせたものの、今度は立ち上がれない。下ろしたズボンとオムツを上げるのも一苦労。オムツが破れて・・・

介護ホームの方へ事情をご説明し、帰宅後のオムツ交換をお願いしました。次回、トイレでの介助方法を教えてもらう予定です。

いつも介護して下さっているホームの方へ感謝申し上げます。

95歳になった祖母。お陰様でレビー型認知症の症状は落ち着いています。お薬の量が少し減りました。


「片づけたい!」と思っているけれど、「なかなか捨てられない」、「片づかない」という方も多いのではないでしょうか? 少しでも、「捨てられない」を脱出してもらいたく「捨てる勇気」「断捨離」の後押しができればと思いつづっております。ご参考になれば嬉しい限りです。

目次

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜モノがあふれた

部屋の収納スペース、クローゼット、押し入れ、収納ケースの中が満タン?!
床の上には大量のモノ?!

このような状況を蜜柑なりに例えると、金魚鉢に金魚がぎゅうぎゅうに入っている感じです。

↓↓ イラストの金魚は1匹ですが、ここへ何匹入るかな?

もし、モノが生きていると仮定して、モノがひしめいていたら呼吸ができない。
そんなイメージを持ってもらえれば片づけやすくなるのではないか?と思います。

自分の部屋のどれくらいが満タンなのか? この感覚も十人十色。

床へモノがあふれ出すとやる気もなえます。床へあふれ出る前に「モノの整理」の習慣をつけましょう。

自分一人ではどうしようもない事もあります。
↓↓ 床上のモノを全て片づけるお手伝いをさせていただきました。

一人ではどうしようもない時、『かたづけ ねこの手』までお問い合わせください。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜大切なのは整理

このピラミッドの一番大切な土台部分は「整理」すること、になります。

「整理」の意味を調べると下記の意味になります。
どちらが、このピラミッドの「整理」にあたると思われますか?

1.乱れた状態にあるものをかたづけて、秩序を整えること
2.不必要なものを取り除くこと

ヒント
「整理」を行わず、「収納」から始めると、デメリットばかりとなります。

・モノが多くて使いづらい
・使いたいもモノがすぐ出てこない
・見つからないので同じモノを何度も買ってしまう
など

正解は、最後の「まとめ」に記載しますね。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜捨てる基準

もし、捨てることが苦手なら、自分へ問いかけてみてください。

・今の自分に必要か?
・お役目を果たしていないか?
・悲しく辛い思い出ではないか?
・1年未満に使ったか?
・忘れてなかったか?

過去に必要であったモノかもしれません。でも、大切なのは「今」。今の自分に焦点をあてて「使う・使わない」を考えて見ましょう。

自分のものさしを決めてしまうのも、片づけやすくなります。
こちらも合わせてご覧ください。(2018.12.22のブログ)

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜期限を作る

例えば・・・
食べ物には期限があります。
・消費期限
・賞味期限

もし、この期限内に食べなければ、味が美味しくない・・・。もしくは、腐ったりカビが生えたりします。万が一、食べてしまったら、下痢や嘔吐を伴うリスクが発生します。

モノにも同じように「保管期限」を意識する習慣を身につけてることをおすすめします

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜◯◯ボックスを準備

捨てることを悩むなら、
・保留ボックス
・迷いボックス
・見直しボックス
など自分が分かりやすい名前を選び、ボックスへ「◯◯ボックス ◯◯年 ◯月 ◯日確認する」と記載して、その箱を定期的(目安1年ごと)に忘れずチェックします。

その際、手放せなければ、同じ事を繰り返します。すると案外、客観的・冷静に判断できる事もあります。

この方法で、蜜柑はだんだん手放せるようになりました。今は、「使っている・使っていない」をすぐ判断できるようになったため、このボックスは必要なくなりました。

置き場所に家賃が発生していると考えたら、モノを減らすきっかけになるかもしれません。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜モノが劣化する前に判断

よく見かける劣化した商品として、靴・カバン・衣類などが多いように思います。

・合皮がネチャネチャ
・合皮がボロボロ
・接着面がはがれる
・変色
・カビ

↓↓ 合皮がボロボロ、靴の劣化

↓↓ カビと靴底の劣化

長年保管していると、新品に関わらず使用できない状態になっている事もあります。保管には家賃が発生していると考えると、使っていなかったことや長年保管していたことは、お金のムダづかいとも言えるのではないでしょうか。

まだ使える価値がある時に、「売る・譲る・捨てる」などの判断を下すのも一つの方法かと思います。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜生活に支障

食べ物と違って、モノには命をおびやかされる心配はありません。しかし、モノ屋敷・ゴミ屋敷となると、生活に支障が出てきます。

・外食や外出が増えがち
・急な来訪に困る
(家電の故障、水回りやガスのトラブル、修繕工事、消防点検、排水溝点検など)
・虫の発生
・探し物が見つからず、同じモノを買う
・重要なモノや重要書類が出てこない

他にも不便がいろいろ・・・

毎日外食できることはうらやましい蜜柑。けれど、家が落ちつかず家に居たくない場合、落ち着くお部屋を手に入れたいですね。

モノがなかなか捨てられなくても、やろうという気持ちと共に少しずつ「使う・使わない・保留」の分ける訓練を続ければ、レベルアップしていきます。諦めない心も大切。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜もらい物

友人、身内、会社やご近所の方からもらい物が多い場合、そして、そのもらったモノを使わないけれど手放せないという事もあると思います。

もらったモノは、頂いた相手の顔を思い出し、使わないモノでも、なかなか手放すことが難しいですね。。

モノには何も感情はありません。モノではなく、もらった方への感謝の気持ちがあれば、それでお役目を果たしたと考えることで、少し気持ちが楽になるかもしれません。

昔の私、子供の頃からの年賀状を全て残していました。けれども、整理収納アドバイザーの講座を受講し、その授業で先生から、「1年分だけ残して捨てていいんです」と教わり、目から鱗でした。それ以来、手放せるようになりました。

モノではなくもらった人へ感謝!

使わないモノを手放したからと言って友情が破たんするわけではありません。

中には、「以前、あげた◯◯を見せて」と仰る方もおられるようです。そのような場合、お気持ちだけいただいて「断捨離をしているからお気持ちだけもらいます」と、お伝えされるのもいいかもしれません。

「伝える勇気」も大切ですね。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜捨てるメリット

モノを手放すメリットは沢山あります。

・節約につながり、貯金ができる
・モノが少ないと、散らかりにくく片づけやすい
・モノをどける必要がないため、掃除がしやすい
・掃除が時短となる上、探し物がなくなり、時間が有効に使える
・友人をいつでも呼べる

など、他にももっとあります。

「もったいないから捨てない」のではなく、捨てることで、今後「不要なモノを買わない未来」へ繋がります。

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜モノへの執着

モノへの執着は、自分のエネルギーをモノへ吸い取られているという考え方もあります。なぜなら、モノを紛失した時、大きな喪失感を感じます。

落し物をしやすい私。幾度となくそんな思いをしてきました。

言いかえれば、自分の一部を失うような感覚。ショックで落ち込みますね。

自分のエネルギーがモノへ分散されているとしたら、その数だけエネルギーをモノへ費やしています。

昔の私はモノがあふれていて、片づけても片づけても納得いかず疲れていました。モノへの執着も強く捨てらないタイプ、1年間使っていないモノを捨ててもいいという思考もありませんでした。また、使えるモノをなかなか捨てられませんでした。

↓↓そんな私が捨てられるようになっていきました。良かったら、こちらも合わせてご覧ください。(2019.08.26のブログ)

捨てる勇気【断捨離】〜捨てられないを脱出〜まとめ

モノがあることで安心を得ているかもしれません。でも、モノを捨てることは悪いことでもありません。

・自分の捨てる基準を決める
・◯◯ボックスを作り期限を決めて確認する
・断る勇気、断捨離宣言をする

総合的に考えるとメリットがはるかに大きい!と私は体感しました。

「禅語」で、放下着(ほうげじゃく)という言葉があります。
放下着とは、

捨てる。
すると軽やかに生きられる。

放下着とは、そんな意味の禅語です。

これからの人生を素敵に軽やかに過ごしてもらえることを整理収納アドバイザーである私は、心より願っています。

最後にピラミッドの土台の「整理」の答えは、
2.不必要なものを取り除くこと

正解しましたでしょうか? (^ ^)

すぐに「モノを捨てる」ようになるのは難しいかもしれません。けれど、「使う・使わない・保留」を訓練し続ければ、少しずつできるようになります。あきらめずにトライして見てくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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