母猫さくらと5匹の子猫を保護しました|京都でのTNR地域猫活動レポート
この記事は2021年1月に公開し、内容を2022年8月に最新情報へ更新しました。

皆さま、こんにちは。
京都市・JR山科駅を拠点に関西エリアで片付けサポートを行っている 整理収納アドバイザー『かたづけねこの手』 です。
本年もよろしくお願いいたします
喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただいております
喪中ハガキも出せず、申し訳ございませんでしたm(_ _)m
近況のご報告
大阪から京都へ引っ越して以降、目まぐるしい日々を過ごしています。
昨年12月初旬には、水回りのリフォーム(キッチン・洗面台など)が無事完了しました。
コストを抑えるため、リフォーム会社の担当者様と相談しつつ、
商品の多くは自分でインターネットで探して手配。
工事日に間に合うように届けてもらうなど、準備もなかなか大変でした。
その間、眠れない日々が続き「プレ更年期かも?」と思っていましたが、
リフォームが終わった途端にぐっすり眠れるように…苦笑
どうやら、仕事・DIY・猫のことなど考えすぎて、心が休まっていなかったようですね(笑)
リフォームの様子は、また改めてご報告いたします♪
TNR地域猫活動
ご近所の方から相談を受け、数名で現状把握とTNRの打ち合わせを行いました。
- 毎年子猫を産むことを心配している方
- 母猫に餌を与えている方
母猫は「さくら」と名付けられ、大切にされていますが、とても気が強く人慣れしていません。子猫も触れない状況でした。
この場所で初めての捕獲では、母猫さくらと黒猫せとかのみ保護でき、他の子猫は逃げてしまいました。
また、このエリアでは猫を捕まえている人がいることが判明し、危険な場所であることも分かりました。
当初、TNR(捕獲・不妊手術・リターン)の予定でしたが、保護に至りました。
母猫と子猫5匹の保護と成長
9月初旬、台風が近づく中、さくら一家を何とか保護しました。
人慣れしていない子猫もいましたが、次第に甘えん坊になる子も出てきました。
- 黒猫こなつ:保護初日から触れる、なでなで大好き
- キジトラぽんぽん:甘えん坊に変化
こなつとぽんぽんは里親さまのもとでトライアルに入り、無事正式譲渡されました。
黒猫こなつはそのまま名前を採用いただき、キジトラぽんぽんは「ハルト」と名付けられました。
せとか&かんかんは、とても気が強くビビリですが、譲渡会に参加することもできました。
母猫さくらは譲渡会には参加していません。
現在、子猫は生後約6ヶ月。
それぞれ個性があり、母猫さくらや兄弟たちと一緒に元気に暮らしています。



健康管理と医療処置
母猫さくら、子猫5匹は全員、駆虫・ワクチン・不妊手術を完了。
ウイルス検査も全頭陰性でした。
かんかんは保護当時、兄弟より体がひとまわり小さく1kg未満でした。
コクシジウム症の可能性がありましたが、薬の投与で下痢が治り回復しました。

母猫さくらは保護当時、かなり痩せており、
毎年子育てをしてきたため自分の食事もままならなかったようです。
今では少しふっくらして、表情も穏やかになりました。

TNR・TNH活動の広がりと支援情報
TNR活動を有料でサポートしてくれる会社もあります。
ご参考いただければ幸いです。
のらねこさんの手術室(大阪府池田市)
野良猫だけでなく、飼い猫の手術も可能な手術専門病院。
費用が比較的リーズナブルで、捕獲や送迎のお手伝いもされています。
病院前の自販機には、猫の可愛いイラストが描かれています♡
ねこから目線。(京都・関西圏を中心)
捕獲・送迎から「猫にまつわるお困りごとのお手伝い」をしてくださる専門会社。
▶︎詳しくは「ねこから目線。」さんの公式サイトをご覧ください。
最後に
外で暮らす猫たちは、私たちが想像する以上に過酷な環境にいます。
1匹でも多くの猫が、安心して暮らせるおうちを見つけられるように――
そして、不幸な猫を増やさないために、猫を見つけて「可哀想」と思った方が
できる範囲で小さな一歩を踏み出してくださることが、多くの命を救うことにつながります。
猫も人も、みんなが幸せになれると信じています。
【2022年8月 追記】正式譲渡のご報告
さくらママの子供の「おお」くんは、おかげさまで素敵なご縁に恵まれ、正式譲渡となりました。
これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
▼2022.8.30のブログ

▼2021.12.1のブログ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



