かたづけ ねこの手・責任者のプロフィールと活動ポリシー

整理収納アドバイザー/責任者 尾崎 蜜柑(おざき みかん)

整理収納アドバイザーとして、これまでに延べ1,500件以上(2021年時点)のお宅の片づけサポートを担当してまいりました。

たくさんのお客様から「蜜柑さんに手伝ってもらえてよかった」というお声を頂戴します。
また「もともと片づけが上手なのですよね?」「整理収納アドバイザーさんって、片づけの才能があるのですよね?」とお尋ねいただくことも少なくありません。

しかし、私自身も最初から片づけ上手・整理上手だったわけではありません。整理収納の知識を学び、「どうして自分は片づけができないのか」を知ることで、片づけができるようになりました。

現在は関西を中心に、汚部屋・ゴミ屋敷と言われるお宅の片づけ・掃除から、引越し前の整理、引越し後の開梱収納まで、お客様のご要望に応じた片付けのトータルサポートを行っております。何より、お客様の「スッキリしました」「気持ちが軽くなりました」という笑顔が、整理収納アドバイザーとして私の喜びです。

目次

整理収納アドバイザー・私の場合ー実は昔、整理上手ではなかったー

子どもの頃の私は、従妹の家に行くと、床に出ているおもちゃを片づけてから遊ぶのが好きな子どもでした。そして、収納の先駆者である近藤典子さんに憧れ、テレビ番組へのご出演を見るのが大好きでした。収納本を買っては、きれいに片づけられた部屋の写真を眺めて満足していたものです。

確かに、片づけることには関心がありました。しかし、大人になって一般企業で事務職として働くようになると、仕事や買い物の毎日で、モノがどんどん増えていきました。休日には、収納グッズや雑貨、洋服などをよく購入し、ホームセンターや100円ショップにもよく足を運んでいました。

その結果、気づけば部屋の中はモノでいっぱいに。隙間収納家具を購入して、週末になるとあれこれ詰め込んだり、モノを右へ左へと動かして配置を変えてみたりするのを楽しんではいたのですが、それでも「なんだかスッキリしない…」という違和感が拭えませんでした。

どうして片づけてもスッキリしないのか。近藤さんの収納方法を真似しているつもりなのに、なぜうまくいかないのか。そんな悩みを抱えていたとき、「整理収納アドバイザー」という資格があることを知り、すぐにハウスキーピング協会の講座に申し込みました。

整理収納の手順を体系的に学ぶなかで、ようやく「片づけても片づかない理由」が見えてきたのです。

整理収納アドバイザーとして学んだこと

整理収納の基本的な手順は、

  1. モノを分ける
  2. 捨てる
  3. 収納する
    という「基本の3ステップ」です。

さらに、以下の観点が重要だと知りました。

  • 理想の暮らしをイメージすること
  • 収納スペースに合った「適正量」を持つこと
  • モノの優先順位や使用頻度を考えること

私は「なぜ自分の部屋がスッキリしないのか」という疑問を抱えていましたが、学びを深めたことで、ただ「片づけているつもり」だったことに気づきました。整理収納が上手にできない原因として、以下のような固定観念や習慣があることを知りました。

  1. 『使わないものを捨てられない』という固定観念 → 「大事にする=保管する」「捨てる=もったいない」
  2. 使っているモノ・使っていないモノを区別せず、同じように収納していた
  3. 収納スペースに合わせた適正量や使用頻度を考えずにモノを持っていた

私は「モノが捨てられないタイプ」だったのです。
それに気づいてからは、使っていないモノについて次のように対応するようにしました。

  • 捨てる
  • 人に譲る
  • リサイクルショップへ持ち込む、またはフリーマーケットに出す

※2025年現在、フリーマーケットへの出店はしておりません

そして、収納スペースに合った「適正なモノの量」を持つライフスタイルを実践し、「モノの持ち方」「買い物の仕方」が180度変わりました。

「かたづけねこの手」誕生〜整理収納アドバイザー・事務所紹介〜

私は2010年に整理収納アドバイザー2級、2011年には1級を取得し、その後「かたづけ ねこの手」を設立しました。目の前で喜んでくださるお客様がいることが、仕事の大きなやりがいです。
「蜜柑さんが、お母さんだったら良かった」「一生今日の日を忘れません」「結婚してください」(女性から)…こうした嬉しいお言葉は、日々の原動力になっています。そして、お部屋が片づいて「スッキリ!」というお客様の表情を見るのは、何よりの喜びです。

もし「片づけ・整理収納ができない…」とお悩みなら、過去の私と同じです。整理収納ができない経験を持つからこそ、「かたづけ ねこの手」では、片づけのお悩みに寄り添い、解決のお手伝いをしたいと考えています。

活動ポリシー〜私が考えるリデュース〜

お客様と一つひとつのモノと向き合っていると、
「長年使っていない新品・未使用品」や「箱に入ったままの品物」と出会うことが多くあります。

そんなとき、お客様からよくこんなお声をいただきます。
「もったいなくて捨てられないけれど、誰かに使ってもらえるなら…蜜柑さん、使われますか?」

そのようなお気持ちに寄り添いながら、私は「リサイクルショップへの持ち込み」や「ボランティア仲間への譲渡」など、無理なくモノを手放せる選択肢をご提案しています。

※現在「かたづけ ねこの手」ではフリーマーケットへの出店は行っておりませんが、新品・未使用品に限り、寄付という形でお受けしています。

モノを手放すことに迷っていたお客様からは、
「手放すきっかけができました」「これでやっと気持ちがラクになりました」
と、笑顔でご提供いただくことも多くあります。


私たちは、新品未使用品や箱に入ったまま保管されていたモノを、
「リデュース(無駄な廃棄を減らす)」という形で活用する取り組みを行っています。

私自身も「モノを粗末にしてはいけない」と教えられて育ちました。
しかし、その教えにとらわれすぎて、モノで溢れた部屋で窮屈に暮らすことになってしまっては、本末転倒です。

快適な暮らしを実現するために、
「捨てるのはもったいない…でも、誰かの役に立つなら手放せるかも」と思われたなら、
“リデュース”という選択肢から、モノとの付き合い方を見直してみませんか?


🔄リユース・リサイクル・リデュースの違い

  • リユース:一度使ったモノを繰り返し使用すること(再使用)
  • リサイクル:使用済みのモノを資源に戻して再製品化すること
  • リデュース:そもそもムダなゴミを出さないようにすること(ごみの削減)

「かたづけねこの手」〜モノの循環〜

「かたづけ ねこの手」責任者として私の信念は、片づけとは単に不要なモノを捨てることではなく、モノを循環させることができる仕事であるということです。
お客様からご提供いただいた新品未使用品などのモノについては、

  • リサイクルショップへの持ち込み
  • 猫活動を行う仲間への寄付

といった形で、有効に活用させていただいております。

また、リサイクルショップで得た買取金は、保護猫の医療費や飼育環境の整備など、猫の命を守るための活動に充てています。

TNR活動〜不幸な猫を増やさないために〜

「かたづけ ねこの手」責任者である私は、プライベートで長年にわたり「地域猫活動(TNR)」を行ってきました。

現在は、家庭での保護猫の数が増えたことから、TNR活動は一時的に自粛し、保護した猫たちの里親探しに専念しています。
しかしながら、保護猫の中には人馴れが進まない子も多く、譲渡会への参加が難しいケースも増えてきているのが現状です。

「かたづけ ねこの手」の売上は、必要最低限の生活費と経費を除いた分を、保護猫活動の費用(医療費・飼育環境の整備など)に充てています。

なお、地域猫活動は、環境省や内閣府も推進している公的な取り組みであり、全国の自治体でも制度化が進んでいます。

▶ 詳しくは、環境省のホームページをご確認ください
環境省 地域猫活動

片付けはハッピーが生まれる!〜モノのリデュースで笑顔がいっぱい〜

モノを循環させることからは、たくさんの“Happy(幸せ)”が生まれます。
片づけの中で「処分する」と決めたモノも、別の誰かにとっては“必要なモノ”になることがあります。

実際に、これまでのフリーマーケット出店では、そうした瞬間に何度も出会ってきました。
「無駄にならずに誰かに喜んでもらえた」と実感できたとき、こちらまで嬉しくなります。


■「不要なモノ」を次の人へつなげる方法には…

  • 買取業者に引き取ってもらう(=リデュース)
  • ご自身で「メルカリ」や「ヤフオク」などのネット販売をする
  • フリーマーケットやバザーへ出店する

など、さまざまな方法があります。


フリーマーケットやバザーでのリデュースは、モノに関わる人、みんなが満足できる活動ではないでしょうか。

↓↓万博記念公園でのフリーマーケット参加の様子

↓↓服部緑地公園でのフリーマーケット参加の様子

モノをリデュースする取り組みを通じて、社会の役に立つ活動をお客様と一緒に続けていきたいと考えています。
それが、「かたづけ ねこの手」が大切にしているポリシーのひとつです。

サービスメニュー

『かたづけ ねこの手』の片付けサポートメニューはこちらになります。上記のイラストをクリックください。

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