フローリングのキズを補修〜リペア普及協会〜学びの時間

昨日の大阪府北部での強い揺れ。
関西の方、怖かったですね。
自然の脅威を思い知らされました。
備蓄や安全面での強化を改めて行いたいと思います。

さて、気持ちを切り替えて。
リペア普及協会』にて開催された
体験講座へ参加してきました。

どんなことをしたのか、何となく想像はつきますか?
それでは、「フローリングのキズ補修」で学んだことをご紹介します。

目次

フローリングのキズを補修する体験講座へ参加

↓↓仕事仲間と「フローリングのキズ補修体験講座」へ参加!

みんな楽しくて夢中!無言で集中する時間もありました。

フローリングのキズ補修ってどんな道具なの?

↓↓実は、これらの道具や備品でフローリングの補修ができるんですよ!

どれをどんな風に使うか?分からないですよね。
一つずつ、丁寧にやり方を教えてもらいました。

フローリングのキズ補修の手順ってどうするの?

↓↓最初に使用したのが、こちらです。

手順として
1.ガスバーナーの使い方
2.ガスバーナーでヘラを温める
3.ヘラでワックスを取る
↓↓ワックスとは、この色の付いたクレヨン見たいな物です。

ガスバーナーで温めたヘラで、このワックスをすくい取り
フローリングの穴を埋めていきます。

フローリングのキズ補修の穴埋めの仕方

↓↓この写真では、既に3箇所の穴埋めは、完了しています。

まずは、この穴を彫刻刀で広げます!
穴を大きくするって、どういうこと?
「えっ!?」と思いますよね。

理由は、物を落としたときの衝撃で開いた穴には
周囲にふくらみができるからなのです。

ふくらみを取り除いて平らにするため、
彫刻刀を使用します。
↓↓一旦、大きく広げた穴の様子

↓↓次にワックスで穴を埋めただけの様子。これだとデコボコしています。

デコボコしていない3箇所は、レベラーミニで整えた後になります。
ワックスで穴埋めをした後、デコボコしているのをレベラーミニで整えます。

↓↓レベラーミニとはこんなもの。

消しゴムみたいだけれど、消しゴムではないです。

この削り方、削る力加減が難しい!

レベラーミニで力を加え過ぎて整えているとワックスが取れます。
このワックスの使い方、レベラーミニでの整え方、
これは、職人技が必要!

このレベラーミニも、プロの道具の一つ。
レベラーミニとレベラーミニ類似品と使い比べました。
使用して、レベラーミニがとても優れていると蜜柑は感動。

レベラーミニの使用で穴を埋めたワックスが取れ過ぎると、
再度ガスバーナーでコテを温めて溶かしたワックスで埋める。
の繰り返しになります。

フローリングのキズ補修の色塗りの仕方

↓↓キレイに平らになった所を補修用塗料で色塗り。

この色の調整がとても難しい!

赤・黄・黒・青・白の5色から、色味を出します。

それでも、この茶色系のフローリングは、
いい感じなのでは?と自画自賛(≧∀≦)

白色系フリーリングのキズ補修はワックス選びと色調整に試行錯誤

ここからが、更に難易度が上がりました。
白色系のフローリングは、色味の調整が難しい(^_^;)
1日体験でプロ並みにできたら、リペア修理へ依頼する必要ないですもんね。

↓↓金づちで大胆な穴を開けています。

↓↓ワックスを塗った後の様子。

↓↓補修用塗料を塗った後。蜜柑の腕ではお粗末な色目に…(笑)

白色系フローリングのキズ補修はギブアップした蜜柑。
職人さんならではの仕事だと実感しました。

フローリングのキズ補修のツヤ調整とスプレーの種類

元のフローリングはツヤがあります。
ワックスを使いキズ補修して描いた箇所は、
周囲よりツヤが出すぎていたり、ツヤが落ちたりしています。

周囲と均一にするため、最終仕上げとしてスプレー塗装を行います。

↓↓3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤなど種類があります。

どの種類を選ぶか、これも迷いますね。

↓↓養生テープ マスカーをして他の箇所へ付かないよう行います。

このスプレーを均一にかけるのも難しい。

↓↓こちらが、最終版!完成!やっぱりツヤがあると美しいですね。

リペア普及協会さんはどんなことをしているの?

リペア普及協会さんのホームページより
リペア普及協会®とは、住宅・家具の補修業(リペアー)を全国に広めるための団体です。
主に、補修業で独立開業、独立起業を目指す方々が所属しております。
北は福島県、南は沖縄県まで各地スタッフが所属しておりますので、お気軽にご依頼ください。

リペア普及協会さんのホームページにてオリジナル補修セットなど、
道具を購入することもできます。

補修にご興味のある方、詳しくは『リペア普及協会』さんまでお問い合わせ下さい。

フローリングの小さなキズ補修なら家でできるかも?!

フローリングの小さなキズ補修なら、こういった道具で修復も可能です。
ご参考になさって下さい。

細かな作業が苦手な方は、プロへ頼むのが一番です。

おまけ テーブルの白い跡は何だろう?取れるの?

今回、目からウロコの学び。おまけです。
↓↓この白い跡、熱い湯飲みや鍋を置いて白くなった跡なのですが、、、

こうなった理由を聞いて感動しました。
熱い湯飲みや鍋を置くと、天然の木は呼吸しているため、
水分が天板に上がってきます。
けれども、天板にニスが塗ってあるから、
その蒸発した水分は閉じ込められたままで
外へ出てこれない。これが白い跡の正体なのです。

どうするかというと、
あて布をして、アイロンで温めると
中の水分は消えていきます。
ということは、白い跡も消えるのです!
手品を見ているかのようでした。

※一部の白い跡を取っただけで、
afterの分かりやすい写真がありません。

『リペア普及協会』さんには、アイロンはなかったので、
フローリングのキズ補修で使用した
ガスバーナー
コテ
あて布
を用いて白い跡が消える様子を見ました。

この家具は、参加者の私物です!
『リペア普及協会』さんで保管されている家具ではないのでご注意ください。

おまけ テーブルの日焼けしたような跡って何だろう?取れるの?

この日焼けしたような跡、これは上から付いた跡になるそうです。
なので、本当ならサンダーを掛けてから、ニスを塗るといいそうですよ。

サンダーって、こんな道具。

(出典:楽天市場)

↓↓ニスは、これを使われていました。

↓↓何ということでしょう。生まれ変わりました!

こちらの家具も参加者の私物。
『リペア普及協会』さんが保管されている家具ではありません。

フローリングのキズを補修する体験講座を終えて最後に

簡単そうに思えたフローリングのキズ補修。
プロが使用している道具に勝るものはないですね。
使用した道具全部ではありませんがこんな感じです。
●ガスバーナー
●コテ
●あて布
●ワックス
●レベラーミニ
●塗料一式(筆・パレット・水含む)
●シンナー
●リキッドサンド
●ツヤ出しスプレー
●養生テープ マスカー 他

『リペア普及協会』さんが販売しているベーシックセットやプロセットなどがあります。

「リペア普及協会 リペアプロショップ」

『かたづけ ねこの手』のお客様へ
「フローリング補修サービス」としてご提供ができるなら。
という考えも浮かびました。
でも、『失敗』は付き物。

自分の家なら笑い飛ばせますが、
お客様のおうちで『失敗』はできません。

ご自身のおうちでご自身の責任の元、
フローリングのキズ補修を行って下さい。

プロへお願いするのも、一つの方法としておすすめです。

「こんな補修は無理!」と思われた方、
『リペア普及協会』さんへ直接依頼して下さい。
また、この体験講座は有料となっています。

『かたづけ ねこの手』との提携はございません。
お問い合わせは、『リペア普及協会』さんへお願い致します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました

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